バイオシャワークッションの使い方④
バイオシャワークッションは、血管を拡張し全身の血流の滞った個所をラクラク緩和させることができます。毛細血管は現代人がおかれている環境において特につまりやすく不調の原因になっています。毛細血管に滞りが長く生じてしまうと「ゴースト血管(※)」が発生してしまいます。
※細胞に酸素と栄養が行き渡らず毛細血管が一部消滅する事からゴースト血管と呼ばれています。
ゴースト血管が生じると、まず老廃物の回収ができなくなり疲労物質がたまってしまいます。
そして、熱も運ぶことができなくなるため手足の冷えに繋がります。
さらに、メラニンの回収ができなくなってしまうため、女性には特に気になる「シミ」が発生してしまいます。
其の一
バイオシャワークッションの使い方③と同内容。
写真左のように頭上に立てかけて使うのは、現代人において必須となります。そのためにバイオシャワークッションの存在の意味があります。頭は毛細血管の集まりのため血流はもともと緩やかですが、慢性的な血行不良になると人体にとって非常に重要な脳機能の低下につながります。ご存知かと思いますが、特に大脳皮質や海馬(記憶を司る)で脳血流の低下が起こるとアルツファイマー(認知症)になる恐れがあります。それを未然に防ぐ必要があります。
生活の流れとしては、就寝時に枕もとにバイオシャワークッションを立て掛け(ダイヤル5乃至6)、朝起きたら10分ほど歩きます(仕事をしている愛用者の場合はいいのですが、そうでない年配者の場合を考慮しています)。年配者の場合は、朝の散歩がいいでしょう。
歩くことで全身の血流がよくなり新鮮な酸素が供給されます。歩くのは重力に逆らうことで骨、皮膚、神経に刺激が加わり活性化します。ストーンベッド(又は、バイオシャワークッションマットレス)を使っている場合は、全身隈なく酸素が供給されます。
其の二
真ん中の写真のように胸にのせて使用する方法ですが、肺の血流を滞りなく流すことが手軽にできます。
最近は、SpO2を簡易的に手軽に測定できるWACHIがありますのでSpO2チェックができます。他に血圧、心拍数、体温なども測れるのでセルフチェックにいいでしょう。
この使い方は、バイオシャワークッションならではの使い方で非常に体が楽になります。
コロナ禍においては、特に頼もしいアイテムです。
バイオシャワークッションは、肺の血管を拡張し滞ることなくスムーズにきれいな血液(並びに「気」)がめぐるように導きます。便利な世の中になればなるほど知らず知らずのうちに体に負担がかかって老化の原因になります。
其の三
さて、写真右の使い方は、お腹から下に当てて使う方法での腸の活性化です。
まず、腸の場合は、食生活も改善しないとなかなか正常な状態に導くことが難しくなっています。
③でも触れましたが、国立がんセンターの統計によると、がん死亡数(2019年)の順位は下の表のようになります。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | |
男女計 | 肺 | 大腸 | 胃 | すい臓 | 肝臓 |
男 | 肺 | 胃 | 大腸 | すい臓 | 肝臓 |
女 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 胃 | 乳房 |
女性が大腸がんで死亡するケースが多いのが目にとまります。実際にニュースでもジャズピアニストの白崎彩子(52歳)さんが2021年11月29日がんのため死去しています。まだお若いのに… ピアニストといえば、中村紘子(72歳)さんも大腸がんで死去されています。
最近では、20代、30代で大腸がんで亡くなるケースが増えています。当然便秘の人も大多数といっても過言ではないでしょう。ライフスタイルが大きく変わったことによります。現代人はスイッチを入れるだけとか便利すぎる生活に慣れ運動量が少ないにもかかわらず、三食食べ、スイーツとかいって間食も当たり前という… 飲み物に氷を入れるのは当たり前のように飲み、和食より洋食を好み、電子レンジで手軽に食べられるもの(加工食品)を食べてしまいます。
結論から言えば、食べ過ぎであることで、理想は二食ですが急には難しいかもしれませんが、せめて間食をなくすことです。が、それもなかなか難しいかもしれません。習慣というのはそういうものです。それと食べるものを変えることが必要です。飽食は老化を早めます。
食事と食事の間を長くとること(空腹状態をつくること)で排泄に専念するようにすることがポイントです。次から次へと胃に入ってくると消化に大忙しになってしまいます。間食は小腹がすいたとか理由をつけて食べてしまうのでこれもなかなか自分では制御するのは難しいかもしれません(>_<)
そして、酵素を多く含む和食に切り替えることができるかどうかですが、3食、間食と比べればできるかと思います。
昨日、用があって上野に行きましたが、同行した方が食事をしたいとのことで11時ちょっと過ぎ頃でしょうか。和食らしき店に入ったのですが、皿に盛ってあるおかずを自分のトレイに好きな物(食べたいもの)をとって行くタイプのお店だったのですが、なぜか全てラップがかかっています。作ってから時間が経っている可能性を感じ、オープン時間を店員に聞いたところ8時オープンとのことでした。
なるほど、「もしかすると…」と店内を見てみると、電子レンジが置いてあります。しばらくすると一人のお客さんが入ってきました。その人は慣れているのか、すぐに電子レンジにラップのかかったおかずを入れて「チン!」しているではありませんか(´・ω・`)
私は絶対に入らないというか、入っても絶対に食べないお店でした。同行している方は、特になにも感じないらしく電子レンジで温めて食べています(^^; 同行者が食べ終わるまで私はお茶だけ飲んでいました。また、どんなおかずをチョイスするかでその人の食に対する考えが見てとれます。
さて、話は戻りますが、就寝中にはバイオシャワークッションを頭上に立てかけて使用し、朝起きたらバイオシャワークッションを胸、お腹、下腹と下にずらして当てていきます。当てている時間の長さは決まりはありませんが、血液が体を一周するのに年齢、健康状態、体調などによりますが、だいたい20~40秒です。時間をどれだけ割けるかによりますが、例えば、胸5分、お腹5分、下腹10分など気になる部位には長く当ててくだださい。参考までに30分とか1時間とか長く当てていても問題ありません。
国立がんセンターの統計にもありますように「大腸」「胃」「すい臓」に重点を置く使い方がおススメです。また、コロナ禍で座る時間が長くなったことを考慮すると、「前立腺」「子宮」「膀胱」も気をつけたいところです。お腹、下腹に当てる時間を長くすることを心がけてください。
次回に続く。