前回(コロナ飲み薬…)に引き続き、新たな軽症者向け「新型コロナ飲み薬」の承認が待たれる理由(2022年08月30日) ☜(タップ又はクリック)という題目で掲載された記事に触れておきたいと思います。

 

「ラゲブリオ」と「パキロビッド」は、前回も出てきました。これらは特例承認された経口薬です。この特例承認というのは、いわば推薦入学みたいなものです。「ゾコーバ」は、正式に入試受けてねといった感じでしょうか。

 

7月20日、塩野義製薬の飲み薬「ゾコーバ」の緊急承認が見送られ継続審議となった。承認されていれば、国内製薬会社が開発した初の経口薬となっていた。呼吸器専門医である池袋大谷クリニックの大谷義夫院長に話を聞いた。

 ◇  ◇  ◇

 現在、軽症から中等症対象の経口薬は、昨年12月に特例承認されたMSD社の「ラゲブリオ」と、今年2月特例承認のファイザー社の「パキロビッド」がある。

「重症化リスク因子を有する患者さんが対象の抗ウイルス薬です」

 使用条件は多少異なるが、大きな違いは、ラゲブリオは催奇形性(妊婦が使うと胎児に奇形が生じる危険)があるため、妊娠または妊娠している可能性がない人が対象。

「パキロビッドは薬物相互作用があり併用禁忌・注意の薬が多く、腎機能障害では使用禁忌や減量となります」

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                      中略
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「すでに飲んでる薬が併用禁忌または注意かの確認は臨床医なら難しくない。むしろ、すぐに結果が出ない腎機能低下確認の方がネックになる」

 今回、塩野義製薬のゾコーバが緊急承認見送りになったのは、「12症状の改善状況で有意差が出なかった」「催奇形性リスクや、多くの薬物相互作用がある」といった見解が示されたからだ。

「コロナの12症状はデルタ株流行時に設定されたもので消化器症状を含んでいます。現在流行のオミクロン株は消化器症状はほぼなく、有意差が出ないのは当然。一方、主の症状である呼吸器症状と発熱に関しては有意な改善を認めている。BA.5株で咳、咽頭痛、発熱、鼻汁・鼻閉、息切れに苦しんでいる患者さんに、すぐにでも処方したかったのですが……」

 催奇形性リスクはラゲブリオで、薬物相互作用はパキロビッドで、指摘されている。ゾコーバだけではない。

 

日本には、すでに優秀(ノーベル賞受賞)で安全性が高く世界的に実績が豊富にある日本(大村智:2015年ノーベル生理学・医学賞受賞)が誇る素晴らしい「ivermectin」があるのに、なぜ?????? そのヒントは、こちらの動画をご覧ください。 ☞ここ  

次の記事において、イベルメクチン発見者の大村智博士が説明しています。☟

「イベルメクチン」発見者・大村智博士が訴える「特例承認すべき」 国内でも服用患者は「あっという間に治った」

 

「重篤な副作用はないのに…」

 ワクチンの国内での接種が開始したが、同時に治療薬も重要だろう。その筆頭、ノーベル賞受賞の大村智博士が発見した「イベルメクチン」は世界各地から目覚ましい効果が報告されており、大村博士本人も特例承認すべき、と訴える。

 

「治験には時間がかかりますが、海外のデータが豊富なのだから、日本で治験をしなくてもいいのではないか。専門家が数字を出して、たしかに効いていると発表しているのだから、それをもって特例承認してほしいです。ここで使わなければ、なんのための特例承認の制度なのでしょうか。治験を待っていたら、亡くなってしまう人がいるのです」

 そう訴えるのはほかならぬ大村博士で、イベルメクチンについて説明する。

 

「元になるエバーメクチンという物質は、伊豆の川奈のゴルフ場近くで採取した土を研究室に持ち帰り、そこから分離した微生物から発見されました。世界中でエバーメクチン用に培養している微生物は、元を辿ればこの土からとれたのです。私が関わったのは線虫などに効くところまでで、その後、海外の多くの研究者がウイルスやがんに効くと発表しています。線虫の薬がなぜウイルスに、と聞かれますが、不思議ではありません。イベルメクチンはマクロライド系抗生物質に分類され、この系統の薬は第2、第3の作用をもつことが多いのです。風邪などに処方されるエリスロマイシンもマクロライド系抗生物質ですが、モチリンという消化を助けるホルモンと同じ作用があったり、抗炎症作用があってぜんそくなどに効いたりもします。また重篤な副作用の報告がなく、アフリカでこの薬を配っているのが医師や看護師ではなく、主にボランティアなのも、危険性がないからです。体重50~60キロの人は3ミリグラムの錠剤を3~4錠飲めばよく、これだけ少量で効くのもすごいことです」

 

感染防止、症状軽減に効果

 大村博士と一緒に、東京都医師会の尾崎治夫会長、角田徹副会長との会合に参加した、北里大学教授で、大村智記念研究所感染制御研究センター長、兼COVIDー19対策北里プロジェクト代表の花木秀明氏は、

「尾崎会長はイベルメクチンの作用機序を、非常によく勉強されていました。一緒に参加した山岡邦宏教授のもとで進めている治験への協力も、快く了承してくださいました」

 と述懐し、イベルメクチンの効果をこう説く。

ウイルスと細胞の結合を阻害し、ウイルスが体内に入ってしまった場合も、ウイルスの複製を阻害してくれます。それができるのは、イベルメクチンが、ウイルスのタンパクを核内に運ぶインポーチンという移送物質の働きを阻害するからです。ウイルスタンパクが核内に入れなくなるので、複製できないというわけです。この二つの作用機序により、感染防止と症状軽減の双方に効果をもたらします

記事全文は、「イベルメクチン」発見者・大村智博士が訴える「特例承認すべき」 国内でも服用患者は「あっという間に治った」 ☜(タップ又はクリック)をご覧ください。

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